岡山県の介護関連状況
岡山県内の介護関連の情報をまとめました。
施設数などだけでなく、意外と知られていない岡山市とその他市町村の料金格差なども解説しています。
岡山県内にはどんな施設がいくつある?
サービス名称 | サービス数 |
訪問介護 | 444 |
訪問入浴 | 22 |
訪問看護 | 1250 |
訪問リハビリ | 992 |
デイサービス | 560 |
デイケア | 222 |
ショートステイ(福祉) | 150 |
ショートステイ(医療) | 112 |
特定施設 | 87 |
居宅療養管理指導 | 2872 |
福祉用具貸与 | 88 |
居宅介護支援 | 559 |
老人福祉施設 | 120 |
老人保健施設 | 74 |
療養医療施設 | 46 |
福祉用具販売 | 98 |
予防訪問介護 | 436 |
予防訪問入浴 | 22 |
予防訪問看護 | 1203 |
予防訪問リハビリ | 951 |
予防デイサービス | 546 |
予防デイケア | 214 |
予防福祉用具貸与 | 88 |
予防ショートステイ(福祉) | 148 |
予防ショートステイ(医療) | 109 |
予防居宅療養管理指導 | 2759 |
予防特定施設 | 86 |
予防福祉用具販売 | 98 |
予防支援 | 56 |
予防認知対応デイサービス | 66 |
予防小規模多機能型 | 62 |
予防グループホーム | 291 |
夜間対応訪問介護 | 0 |
認知症対応デイサービス | 69 |
小規模多機能型 | 73 |
地域老人福祉施設 | 16 |
地域特定施設 | 3 |
グループホーム | 292 |
「サービス数」は、WAM NETに掲載されているサービス(事業所)の数です。
※情報はWAM-net 岡山県の集計結果(2010年1月31日現在)より
高齢者の割合は?
平成20年度の集計で、人口が1,948,679名、うち高齢者(65歳以上)470,913名、となっています。
高齢者の割合は、24.2%となっています。
※情報は高齢化率、介護保険、国民健康保険など岡山県の概況より
画像は、岡山県内の高齢化率です。
特に県北では30〜40%に近い水準になっています。
※画像は第4期岡山県高齢者保健福祉計画・介護保険事業支援計画より
介護人数を受けている人数やその内訳は?
人数 | 割合 | |
---|---|---|
要支援1 | 9577 | 10.8% |
要支援2 | 13738 | 15.5% |
要介護1 | 15386 | 17.4% |
要介護2 | 15641 | 17.7% |
要介護3 | 13386 | 15.1% |
要介護4 | 10770 | 12.2% |
要介護5 | 10038 | 11.3% |
合計 | 88536 | 100% |
※情報は第4期岡山県高齢者保健福祉計画・介護保険事業支援計画より
岡山市とその他の市町村で料金が違う
介護の料金は、地域によって違います。
首都圏と比較しても違いますし、岡山県内では岡山市とその他の市町村で価格が違います。
●介護報酬の計算の仕方
料金=介護報酬単位×サービス・地域別の倍率×10円
こうなっています。
サービスおよび岡山市の倍率は以下のようになっています。
倍率 | 介護情報 |
---|---|
1.000 |
居宅療養管理指導 福祉用具貸与 介護予防居宅療養管理指導 介護予防福祉用具貸与 |
1.023 |
通所介護 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 認知症対応型共同生活介護 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 地域密着型特定施設入居者生活介護 介護福祉施設サービス 介護保健施設サービス 介護療養施設サービス 介護予防通所介護 介護予防短期入所生活介護 介護予防短期入所療養介護 介護予防特定施設入居者生活介護 介護予防認知症対応型共同生活介護 |
1.028 |
訪問看護 訪問リハビリテーション 通所リハビリテーション 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 介護予防訪問看護 介護予防訪問リハビリテーション 介護予防通所リハビリテーション 介護予防認知症対応型通所介護 介護予防小規模多機能型居宅介護 |
1.035 |
訪問介護 訪問入浴介護 居宅介護支援 夜間対応型訪問介護 介護予防訪問介護 介護予防訪問入浴介護 介護予防支援 |
要介護2でデイサービスを利用したら、岡山市とその他での違い
利用1回あたり、単独通所介護で6時間以上8時間未満の場合
要介護2ならサービス単位数は、789。
サービス単位は介護度とサービス内容に応じて、国に決められています。
ここからが地域差の倍率を加えます。
●岡山市の場合
789×1.023×10円=8071円
●その他の市町村の場合
789×1.000×10円=7890円
これが料金となります。
介護保険を受けていれば、この金額の1割を負担すれば介護保険サービスが利用できます。
利用者負担限度額は、全国一律で決まっています。
さきほどあげた地域での倍率によって利用できる回数も違います。
要介護状態区分 | 支給限度額 | 利用者負担限度額 |
要支援 1 | 4万9,700円 | 4,970円 |
要支援 2 | 10万4,000円 | 1万400円 |
要介護 1 | 16万5,800円 | 1万6,580円 |
要介護 2 | 19万4,800円 | 1万9,580円 |
要介護 3 | 26万7,500円 | 2万6,750円 |
要介護 4 | 30万6,000円 | 3万600円 |
要介護 5 | 35万8,300円 | 3万5,830円 |
利用回数=限度額÷(介護報酬単位×サービス・地域別の倍率×10円)です。
●岡山市の場合
194800円÷(789×1.023×10円)=約24.1回
●その他の市町村の場合
194800円÷(789×1.000×10円)=約24.7回
と、なります。
小さいながらも、岡山市とその他地域では利用回数にも差が出るのです。